2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
フランシスコという男がレキマーという果物を食べながらもの凄い勢いで追いかけてくる。 私の目の前を通りすがりの人が顔を赤く染めて足早に立ち去ろうとしていたので 名前を尋ねると「秋です」と答えた。 君はいつだってそっと来てそっと去ってしまう。 夏…
十三夜は桃色の月うさぎとかくれんぼして鬼ごっこして戯れた寒い夜だった 『天と地と風に追わるる月うさぎ』 ☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆自分は魔法が使えるものだと、そう信じていた頃がある。 あるいは、もし今うまくそれが使えなくても、その内きっと使えるよう…
昨夜は嵐のため雨の強い音と 風の音に耳を傾け ほとんど眠れなかった 帰りに空を見上げると お月さまが! (PC上の)『 月までの距離4.4cm 』(笑) (あと4センチ4ミリで 月に到着だ!(気分では...)) 家について、 はっ! 夕飯の食材を買って帰るの…
かつては最高神とされた月。 月の時代が太陽の時代となり十五夜(中秋の名月)に影をひそめた十三夜がやってくる。 2013年10月17日の十三夜を楽しみにしていたのだけれど 中秋の名月の前にも嵐がやってきて、十三夜の前にも嵐がやってきた。 雨音がだんだん…
まっくらで静まりかえった場所では月あかりと星のきらめきだけがおしゃべりを始める そっとじっとお月見をしていると森の奥からお月見仲間が顔をだす 今夜は私のお月見仲間 野生の鹿さんです じっと見つめていると鹿もじっと見つめかえし 目の前をサササッ―…
歌の翼で愛しい人よ、私はきみを運ぶ。 ガンジス川の流れのかなたへ そこは美しいところと私は知っている。 そこに赤い花咲く園があり、静かな月の光のもとで、スイレンの花が待つ、きみを愛する妹として。 スミレは微笑んで、仲良くし、星を見上げている。 …
窓から見える月は 無機質に微笑む走り続けても 届かない場所それでもゆきたい風になりたい 鳥になりたい真っ白な 翼を貸してください月が大きく見える日は 翼をつけた鳥のように 空を自由に駆け抜ける翼以外のものは 何ひとついらない届けたい想い 月を見な…