お月見仲間


まっくらで

静まりかえった場所では

月あかりと

星のきらめきだけが

おしゃべりを始める




そっとじっと

お月見をしていると

森の奥から

お月見仲間が顔をだす





今夜は

私のお月見仲間



野生の鹿さんです





じっと見つめていると

鹿もじっと見つめかえし


目の前を

サササッ―と横切ったり



逃げているつもりが

道の真ん中を

縦に逃げていて


「それでは逃げているんじゃなくて

道案内になっちゃいますよ。」と

笑ってしまうこともあります



昔はもっと

人間と共存できていたのでしょうか



動物たちにとっても

適度の距離を保ち

お互いのテリトリーを尊重することの

境界線があいまいで

追いやられるように

なってしまったのでしょうか




静かにお月見をしていると

人間だとか動物だとか

見つめる瞬間は

何かの壁が消える気がします




ただ静かにそっと

お互いが

月光を浴びる



その瞬間に

静かな喜びを感じます



立派なツノのある鹿や

かわいいちっちゃな鹿が顔を出すと

もう写真とかをとるどころではなく

思わず

月がきれいだね」と

話しかけてしまいます




なので

ピンボケ写真ばかりですが・・・

私のお月見の仲間です



(昼間の野生の鹿)


(月あかりの下の鹿)あたりは真っ暗闇


(目の前を駆け抜ける野生の鹿)


(私のお月見仲間の鹿さん)




静かな夜に

月あかりの下で

静かな喜びを感じながら


素敵な夜を






Rigel姫の回復を祈る




鹿は

「神の使い」とされていますが




あなたも

神の使いであることに

違いありません



グッドナイトドリーム





おやすみなさい





(^―^)


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