太陽が生まれた夜

日記 12月21日(月)

 

冬至は、別名「一陽来復」と言うが、

古代、「太陽が生まれた夜」

として祝いの日とされていた。

 

冬至は、「死と再生」も意味する。

太陽の力が最も弱まり(死)、

そして再生(生)する日である。

 

つまり、太陽のお誕生日である。

 

想像してみよう。

 

今から46憶年前、

太陽系には

星がひとつもなく

暗闇が広がっていた。

 

宇宙で、星が大爆発した。

 

爆風でできたガスやチリが

うずを作り始めた。

これが太陽の原型である。

 

その頃の太陽は、

まだ輝いていなかった。

 

しかし、

うずの中心が高温となり

核融合という巨大な力により

うずが変身して

太陽が生まれ輝きだした。

 

この地球上で、

人間だけでなく、

すべての動植物が

太陽の恩恵を受けている。

まさに、母なる太陽である。

 

そして、

冬至の「太陽が生まれた夜」

である今夜は、

400年ぶりに接近した

木星土星も祝っている。

 

こんな奇跡のような夜は、

 

一生に一度の

スペシャルな一夜である。

 


星ひとつとして存在しない暗黒で

大爆発した星の作りしガスチリが

うずと熱と核融合により

生まれし太陽は、

 

厳冬の中で咲く一凛の花のように

世界に輝きと希望を与えた。

 

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手のひらを太陽に

かざしてみればと

唄うけれど、

 

心の中に唯一無二の太陽が

誰の中にも存在する。

 

だから

本当は、

手のひらをお腹にあてれば

身中で、ガスチリがうずを巻き

熱によって融合するように


新たな輝きのもととなる

エネルギーを作り出していることに

気づくだろう。

 

毎日同じことの繰り返しのようでも、


昨日のあなたは、もう居ない。

 

細胞が再生されるように

明日のあなたは、

再生した新しいあなただ。

 

 

太陽は、

夏の朝に生まれた

のだと思っていたのだけれど、

 

 

太陽は、

冬の夜に

生まれたの、だ。


だからこそ

どんな困難にも打ち勝ち

46億年も輝いている。

 

一年間の邪気を

お風呂で洗い流して

 

明日の朝、

新しいあなたに出会うでしょう。

 

 


続きは夢の中で・・・・・

 

ゆっくりと

 

おやすみなさい。