20201212

日記 12月12日(土)

12月になると
何かに追いかけられているように忙しい、が。
追いかけられているんじゃない、
自分が師走を追いかけているんだと
自分に毎年毎年言い聞かせている。

だから。
師走になったとたん徹夜の日が多くなった。

頭の中では山ほどのプランがある。
集中しても100人の秘書が必要だ(居ないけど)。
せめて数ヶ月だけでも眠くならずお腹もすかない
そんなふうにならぬものか。
もはや、目指すはサイボーグか(笑)。

とにかく1つ1つ仕上げるしかない。
10日ほど前だったか。
徹夜開けでぶっ飛ばしていると
眠いはずなのに明るい月がどこまでもついてくる。
夜があけて朝の空になっても
まだ月が煌々と太陽のような顔して空に居る。
思わず「お月さまも徹夜開けお疲れさまです。」
と声をかける。

すると、
目の前に眩しすぎて直視できないほどの
巨大なパワーの日の出の太陽が
目に飛び込んできた。

現実世界がどん底でも
「もう、今この瞬間幸せですー。」と
叫びたくなるほど
背中に夜勤開けの月が、
目の前に日の出の太陽が、
妖怪をガッチリと挟んでいた。

すると、朝の雲に覆われた
目の前に大きな白い丸が、、、
(背中の月が瞬間移動したかと錯覚したわ)

雲に覆われてもなお丸い輪郭で存在を主張する
太陽は「私は月です」と冗談のように言い、
朝でも「私は太陽です」と言いたげな月とは、
お互いにサインを送りあっていたに違いない。

その時、
朝焼けの綿飴のような薄い桃色と
和尚様の袈裟のような薄い紫色と
新緑若葉が光合成した薄い緑色と
早朝の白と水色のグラデーションとの
絶妙のコントラストの鮮やかな空が
目の前に広がった。

それはそれは息をのむほどの美しさ。

この色を写真に封じ込めたい……

と思った。


が。


無理である。


なんたってぶっ飛ばし中だったから。


ぶっ飛ばしを中断し
すっかり朝(7時前)の月。(10日くらい前)

f:id:tuki12taiyou:20201212213021j:plain


徹夜が続き自分はサイボーグと思っていたら
どうやら違ったらしく(笑)

GO! To! hospital ! となった(笑)

が。

病院の待合室でも時間を無駄にしたくない。

手帳に予定を書き込んでいると、

同じく患者さんに
「凄い予定がビッシリですね。凄いですね。」
と声をかけられた。

ん? そうなのかなあ……
と自分の手帳を冷静に眺めてみると
どう考えてもサイボーグしかこなせない予定を
無心になって書き込んでいたのに気づき
もう苦笑いだ。

しかも楽しい予定が1つも無い!

そして無料占いで
「試練や困難が多ければ多いほど
人は避けたくなるが、
あなたは、それに逆らうように
飛び込んでいく、熱い魂の持ち主」
と書いてあったのを思い出し、冷や汗だ。

つまるところ、
天の邪鬼なお馬鹿さんなのだ。

気づくと嵐めがけて飛び込んでしまう。
きゃーっとか言いながら
もっと奥へ、もっと高く。
と、ぶっ飛ばしながら
一方でワクワクと無謀な挑戦を試みる。

ああ、本当にお馬鹿さんだ。

でも

「挑戦されたら逃げない!」、だ。


とにかく全て受け止める。
そしてその中で意地でも楽しみを見つける。

そして早速、今日
来年の手帳を買って2月迄の予定を書き込んだ。

もうこれは……

嵐めがけて飛び込んだ自分が決めたことだから

しかたがないの、だ。

でも心の中に、

風の無い水辺の月のように

穏やかな部分を少しでも残しておかないと、だ。

2021年の途中からは
手帳に楽しい予定を書き込むために、

腹が減っては戦はできぬので
野菜たっぷりの白味噌のお味噌汁で充電した。

チャレンジは続くよどこまでも~♪
(ああ、お馬鹿さん……)






続きは夢の中で……


おやすみなさい。