居ないはずの君が

日記 11/25(水)

朝は秋風が心地よく喜んでいた、が。

日中は気温が上がり
晩秋とは思えない暖かさ。
(涼風はいずこへ…)


「ズレてますよ、ズレてますよ。」
と、季節が正直に知らせてくれているのに、

その季節の声を
聞こえないふりをして
カレンダーとおりに生きている、

そんな座りごこちの悪い暖かさ、だ。

気候が狂うのは根本的に
何かがズレているのだろうか。

今日もぶっ飛ばしながら、
私の進む道はこの方向でいいの?
ひょっとして逆行している?

と自問自答したり。

かと思いきや、

ぶっ飛ばしてばかりだと
周りが見えなくなってはいけませんので
私は世界旅行に出かけて良いでしょうか…







と、実際には行けないので

脳内で世界の絶景を思い浮かべるだけで、





HYAーhyaーヒャー
こんなにも豊かな自然がある地球って
もう『奇跡の星』だよねー
(oゝД・)bーーー

と、脳内の私が大興奮 !



ならぬ、ならぬ。
妄想旅行はこのへんにして

今日の計画は…(もう昼ですが)
と、真剣に考えていた。



と。


と。


と。


そこにだ。




いつもは居ないはずの君が

私の目に飛び込んできた。




私は慌ててとっさに


『了解ですっ!!!』






と、言ってしまった。

(自分でも何が了解なのか意味不明)


おそらく突然目の前に現れた君は

『ナニぐたぐた言ってんのー!
ガンガンぶっ飛ばしなさいよーーーっ!』

と言いたかったのか、

はたまた。

『ナニ脳内旅行してんのサー!
そんな暇あるんならパッパッとやんなさいよー!』

と、脳内でサボりまくってた私に

優しく(?)愛のムチを食らわせてくれたのやら。



夜の君は優しい眼差しなのに

昼の君は突然現れて
嘘のように、こ、怖い(笑)



午後3時のおやつの時間に

【昼の月】の、

いつもは居ないはずの君が

突然私の目に飛び込んできたから

授業をサボっているところを

先生に見つかってしまった時のように、

思わず『了解ですっ!』と

言ってしまった。




私は

月に雇われた兵士のよう、だ。



夜も昼も君はそこに居てくれる。

ありがとう。




続きは夢の中で……




おやすみなさい。