花は無心にして蝶を招き
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花 無心にして蝶を招き
蝶 無心にして花を尋ぬ
花 開くとき蝶来たり
蝶 来るとき花開く
吾 また人を知らず
人 また吾を知らず
知らず 帝の則に従う
―良寛 「花と蝶」 より―
花は 無心で蝶を呼んでいる。
蝶も 無心で花を尋ねる。
花が咲くとき、蝶がやってくる。
蝶がやってくるとき、花は開く。
あなたは、心の奥深くで、私を探している。
私は、心の奥深くで、あなたを探している。
あなたは、私との未来を知らない。
私も、あなたとの未来を知らない。
いつ出逢うのか、どこで出逢うのか、
私たちは、その理由をしらなくても
出逢うべきときに出逢っている。
日記:
自然に、無邪気に、
あなたは あなたらしく。
ややもすると、
本来の自分に
不要な上着を着せて、
自分らしさが何かすら、
忘れがちだ。
花は咲きたいままに咲き
蝶は舞いたいままに舞う。
あなたは生きたいままに。
考えすぎると不毛に迷う。
直感のままに
咲き、
舞い、
生きる。
するとどうしたことか、
やりたいことが踊り出す。
ひぐらしが鳴きはじめた。
静かに夏を唄っている。
その鳴き声もまた涼し。
涼しい風に吹かれて
おやすみなさい。
(^―^)
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