絶滅の謎


ヤツの祖先の歴史は、

今からおよそ

2億4千年前にさかのぼる。



ヤツとは、アレだ。



ヤツが
目の前に現れたら、
あなたは 
どうするか。


時はいきなり平成になり。
(時の進行は早いのだ)


病院の待合室で、
雑誌を眺め、
今日のレシピを決定し(意欲のみ)、
ぼーっとしていた時、
まさにその時だ。


ヤツの足が

目の前に現れた。


英語では
「恐ろしいほど大きな」
という意味で
用いられることもあるようだが、

目の前のヤツは、

ちっさい!のだ。

( oh ! スモール !)

ヤツは、
私の目の前で
その恐ろしい両足を
ブラブラさせ、脅かす。

あろうことか、
ヤツに向かって

「ちょっと
トイレに行ってくるから、
“おとなしく”
していてね。」

と、大きな人間が
ヤツを諭す。

え、ヤツが
“おとなしく”
している訳がないの、だ。

大きな人間が
トイレに行った瞬間、

ヤツは
素早く行動を開始する。

まずは、
ニコニコと不気味な笑みで
四つん這いになり、
私の両足を踏みつけ、
最初の攻撃が開始された。

耐えるのだ、私。

次にヤツは、
病院のゴミ箱に向かって
突進する。
ゴミ箱は見事に倒れる。
そして中身が散乱。

おぉ、ヤツが汚れる前に、
私も突撃開始だ。
ヤツのシモベの如く、
産卵(もとい散乱)したブツを
急いで片付け、
ゴミ箱を元に戻す。

ヤツは、
次なるターゲット
「観葉植物」に向かって
更なる猛突進。

植物の葉をつまみ、
ヤツは,
口に頬張ろうとする。

おぉ、ヤツは
ベジタリアン!”
なーんて、
感動している場合じゃない。

ヤツの手を
勇気を振り絞って
つまんでみたが、
ヤツは手ごわいの、だ。

オマケに
ヨダレだらけの口で
私を舐めようとする、ああ。

その時だ。

奥にあったトイレの
ドアが閉まる音がした。

や、やばい。

大きな人間が
帰還してくる。

その前に、
ヤツを
どうにかしないと。

とっさに私は
ヤツを抱き上げ、
元の定位置に
移動させる。

大きな人間は
「いいこだったわね。」
と、優しく微笑む。

もちろん、
ヤツも
“おとなしくしていた”
というフリをする。

まさに必殺
“エンジェルスマイル”
天使の微笑
っていうやつだ。

大きな人間が
トイレに行っていた間、
ヤツとの
短い戦いが、
終わった。

病院の会計で
大きな人間に
だっこをされた
ヤツがこちらを見る。



ヤツは、

「恐竜の足」模様の

靴下を
はいていたのだ。



「小さな恐竜」は
おそらく生後8ヶ月くらいか。
ハイハイを覚えたての
動き回るのが嬉しくて
たまらないお年頃?

「小さな恐竜」の
お母さんの
後ろ姿を眺めながら、


「次は、
うさぎ模様の靴下で!」

と、リクエストをした。
(心の中で><)


恐るべし、
小さな恐竜!

あなたが病院に行った時、
ヤツが現れるかも知れぬ。
警戒すべし(笑)。



続きは夢の中で・・・

おやすみなさい。





―以下、ウィキペディア

 『 恐竜 』 より―


[名称]

英語: dinosaur はギリシャ語:
δειν〓〓, deinos 「恐ろしい」 + σαῦρο〓, sauros 「とかげ」の合成であり、

1842年、それまでに発見されていた
3種の化石爬虫類
(イグアノドン、メガロサウルス、ヒラエオサウルス)の
新しい分類名として、
リチャード・オーウェンによって
命名されたものである

(ただし、オーウェンはδειν〓〓 の語を
英語で
fearfully great (「恐ろしいほど大きな」
という意味で用いたという)。


語根 -saur- には
「竜」をあてるのが通例である。
「○○サウルス」といえば
「恐竜の名前」として認識されがちだが、
実際には
トカゲ型の動物や爬虫類には、
現生のものであっても「-saurus」と
学名の付いたものが少なくない
(例えばエリマキトカゲの学名は
Chlamydosaurus kingiiであり、
カタカナに直せば
"クラミドサウルス・キンギイ"となる)。

[定義]

通俗的には、
「恐竜」という言葉は
往々にして「大昔の爬虫類」
という程度の把握しやすいイメージで
認識されており、
同じ地質時代に生息していた
翼竜や魚竜・首長竜のほかに、
古生代に生息していた一部の非哺乳類型の
単弓類(いわゆる哺乳類型爬虫類)なども含めた
概念として呼ばれる場合ことが少なくない。

いわゆる“恐竜展”や
子ども向けの“恐竜図鑑”などでは
これらの各種爬虫類や、
さらには恐竜絶滅後の生物(マンモスなど)まで含めて
展示/掲載するものがよく見られる。

しかし正確には「恐竜」は、
系統的に異なる翼竜、魚竜、首長竜などは一切含まない
独立した分類群である。

この分類群、
すなわち恐竜類は
そのもっとも際立った特徴をして
「直立歩行に適した骨格をもった爬虫類」
と呼ぶことができ、
ほぼすべて地上棲である。

― 以上、ウィキペディアより ―



Oh !


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