幸福を届けるツバメ

幸福を届けるツバメ





忙しすぎると

感情が突風の如く

飛び去ってしまう。



だから

そっと地味に

駄日記を書いておこう。


人様には

なんら役に立たぬ日記だ。




ところで

ツバメは何千キロも海を越えて

日本に戻ってくる。


ツバメのヒナは、親を待ち、

親は必至でヒナに餌を運ぶ。



竹取物語の「燕の子安貝」は、

ひょっとしたら、

今もツバメを介して

海を渡って

運ばれ続けられているやも知れぬ。



ツバメは運び続ける。

ツバメの雛はじっと待つ。





ツバメが巣をつくった家は

幸福がもたらされると云う。



だから、

うっかり、

こんな駄日記を読んでしまった

あなたに

更なる幸福が

もたらされるますように・・・。









(燕の子安貝を守る ツバメのヒナ)






良い夢を・・・



おやすみなさい




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