江ノ島の虹
…
江ノ島から出てきた
浦島太郎妖怪が
忘れた頃に秘かに書く
ご無沙汰日記(汗)
多忙すぎると
自然に触れないと
窒息してしまう妖怪は
海の風を感じたくて、
いざ、江ノ島へ♪
天国にも不二に繋がる
江ノ島のような
島があるといいなあ。
この海岸から眺める
富士山を
とーーーーーーっても
楽しみにしていたのに
残念(>_<)
富士は雲と戯れ、我は風と戯れ、
見えないものを心の目で感じる。
真夏の暑さの中でも
風は優しい記憶を
運んでくれる
指揮者が
壮大な音を奏でる
準備中。
季節が巡るように
哀しい記憶も
いつか波が連れ去ってくれる
勇気を出して
一歩を踏み出せば
波が嬉しい出来事を
運んでくるに違いない。
海が見たくて
ぶっ飛ばしてきたら、
カメラも忘れ
携帯写真で
上手く撮れないし(泣)。
待てども待てども
夕暮れ富士は現れず
ちょっぴりショボンと
うなだれた妖怪に
風が
顔を上げろと
優しく叱るので
空を見上げたら…
江ノ島の虹
ワーーーイ、
虹だあーーー♪
何かあっても見上げれば
天から七色のギフトが届く。
自然に触れると
素直な妖怪に戻れる。
戻ると言っても、
妖怪は妖怪のままだから
相変わらず
頭上のツノは
取れないのだけども(笑)
海風は涙が渇いた匂いがする
…